検察側は論告で、拉致事件の計画を知らなかったとする被告の主張について「事前に幹部から説明を受けており、弁解は全く信用できない」と指摘。「重大、悪質な組織犯罪で役割を全うした。約17年も逃亡して社会に恐怖を与えた」と刑事責任の重さを強調した。
平田被告に求刑 懲役12年
公証役場事務長拉致事件の逮捕監禁罪などに問われたオウム真理教元幹部平田信被告(48)の裁判員裁判の公判が2月27日、東京地裁(斉藤啓昭裁判長)で開かれ、検察側は「組織犯罪の成功に不可欠で重要な役割を果たした」として懲役12年を求刑した。
検察側は論告で、拉致事件の計画を知らなかったとする被告の主張について「事前に幹部から説明を受けており、弁解は全く信用できない」と指摘。「重大、悪質な組織犯罪で役割を全うした。約17年も逃亡して社会に恐怖を与えた」と刑事責任の重さを強調した。
検察側は論告で、拉致事件の計画を知らなかったとする被告の主張について「事前に幹部から説明を受けており、弁解は全く信用できない」と指摘。「重大、悪質な組織犯罪で役割を全うした。約17年も逃亡して社会に恐怖を与えた」と刑事責任の重さを強調した。
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